厳しすぎ

シンガポールGPのレーススチュワードは、決勝レースのファイナルラップでリタイアし、フェルナンド・アロンソのクルマに乗ってピットに戻ったマーク・ウェーバーに戒告処分を下した。今シーズン3度目の処分を受けたウェーバーは、次戦の韓国GPで10グリッド降格のペナルティを科せられる。 エンジンのオーバーヒートによりファイナルラップでクルマを止めたウェーバーは、「フォーメーションラップ開始と最後のクルマがパルクフェルメに入る間にマーシャルの許可無くトラックに侵入した」ため、スポーティングレギュレーション第30条9項(b)に違反したとして戒告処分を受けた。 ウェーバーは今シーズン、バーレーンGPでのニコ・ロズベルグとの接触事故とカナダGPでのイエローフラッグ無視で2度の戒告処分を受けている。 アロンソは、ウェーバーを乗せるためにコース上にクルマを止めたことが危険行為と判断されて戒告処分を科せられた。アロンソがターン7でクルマを止めた時、後ろを走っていたメルセデスの2台は彼のクルマを避けなければならず、ルイス・ハミルトンアロンソがレーシングラインにクルマを止めたことについて「非常に驚いた」と述べた。

シンガポールGP決勝レース後にフェルナンド・アロンソのクルマに乗ってピットに戻ったマーク・ウェーバーは、そこで受けた戒告処分について「おかしい」と述べている。 ファイナルラップでリタイアを喫したウェーバーアロンソがドライブするフェラーリのサイドポッドに乗ってピットまで戻ったが、彼はコースマーシャルの許可を受けずにコースを横切ったことで、アロンソはコース上の危険な位置にクルマを止めたことでレーススチュワードから戒告処分を受けた。ウェーバーにとっては今シーズン3回目の戒告処分だったため、次戦の韓国GPで10グリッド降格の処分を科せられることになった。 「アロンソと僕がレース後の行為で戒告処分を受けたことはおかしいとしか言いようがない。最高の瞬間だったし、ファンも喜んでいたからね」と、ウェーバーツイッターで語った。「それに報道とは違って、クルマから火が出た後、トラックオフィシャルとは何の意思疎通も図っていない」 また、ウェーバーシンガポールGPのレーススチュワードを務めたデレク・ワーウィックが1988年の日本GPでゲルハルト・ベルガーのクルマに乗った画像をツイッターに投稿し、「シンガポールのスチュワードの一人だってやっている」とつぶやいている。 一方、ジェンソン・バトンウェーバーアロンソに同情しており、今回の処分は少し厳しすぎると述べている。「ウェーバーアロンソに対するペナルティにはがっかりしている」と、バトンはツイッターでつぶやいた。「スポーツマンシップに則った行動は非難されるべきじゃない。アロンソはもう少し安全な場所にクルマを止めることができたかもしれないけれど、それでも少し厳しいと思う」 しかし、ウィニングラップでアロンソの後ろを走行していたルイス・ハミルトンは彼の行動に「驚いた」と述べており、ウェーバーを轢いてしまう可能性があったと彼らの行為が非常に危険だったことを強調している。

結構いいシーンだったのになぁ、
戒告処分かよぉ。
こういうのいままで何度も見ているんだけどなぁ。