レベル1!?

茨城県東海村加速器実験施設「J―PARC」内の原子核素粒子実験施設で起きた放射性物質の漏出事故について、原子力規制委員会は27日、国際原子力放射線事象評価尺度(INES)の「レベル1」(逸脱)と暫定評価した。 事故の深刻さに応じたレベル0〜7の8段階のうち、低い方から2番目にあたる。 規制委は、研究チームが施設内で汚染を確認していながら換気を行って放射性物質を排出したことを問題視。「安全文化の欠如が見られる」と厳しく批判した。 INESは、原子力の事故やトラブルなどを評価する尺度。過去のレベル1の事故には、1995年に起きた高速増殖炉もんじゅ」(福井県)のナトリウム漏れ事故がある。 また、規制委事務局の原子力規制庁は同日、漏出場所などを調査するため、J―PARCに職員3人を派遣。調査結果は29日に報告される。          ◇ 日本原子力研究開発機構は27日、新たに大学院生ら3人(23〜38歳)の被曝(ひばく)が判明し、被曝線量は0・1〜0・3ミリ・シーベルトだったと発表した。これで事故当時に施設に出入りしていた研究者ら55人のうち33人(男性31人、女性2人)が被曝していたことになる。放射線業務従事者の年間被曝限度の50ミリ・シーベルトを大きく下回っているため、同機構は「健康への影響が出る可能性は低い」と説明している。

国際原子力事象評価尺度 - Wikipedia
私的にこれの事故レベルが気になっていたわけで、
もしかしたら報道されないんじゃないかと思っていたら、
ちょこっと報道されていましたね。
レベル1とのことですが、
被爆者の人数からしたらあまいような感じがする。